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アートを愛し、アートに生きよう。。。

No,62 三沢厚彦の動物彫刻は我が子も大好きだ

三沢厚彦の動物彫刻は我が子も大好きだ

 

最近、外国人ばかりを紹介しているので、

たまには日本人を紹介しなければ、

外国に憧れを持ったミーハーやろうと思われるかもしれない。

ということで、本日は

 

三沢厚彦

 

三沢厚彦 アニマルズ

三沢厚彦 アニマルズ

 

 

 

を紹介しよう。

この人、幼き頃から彫刻家を目指していたという、

生粋の彫刻アーティストである。

彫刻一筋(たまに絵も描くけど…)、

彫刻のプロ、

彫刻の第一人者、

彫刻の…。

である。

日本人で彫刻家といえば三沢厚彦だ。

では、その魅力を少しばかり紹介しよう。

 

 

基本情報

「三沢厚彦」

本名

  • 三沢厚彦

生年月日

  • 1961年11月28日 -
生まれ
  • 京都府

最終学歴

  • 東京芸術大学美術学部彫刻家 卒業
代表作品
  • 「アニマルズ」シリーズ  …etc.

 

作風  

 

ANIMALS+ MISAWA ATSUHIKO

ANIMALS+ MISAWA ATSUHIKO

 

 

子供が見ても全く問題のないその作品は、

アート作品の中では珍しく毒がない。

そう、擦れていない。

だが、華はある。

 

主にヒノキを削って動物の彫刻を制作している三沢厚彦だが、

その彫刻と同時にドローイングでも作品表現をしており、

ドローイングも、彫刻もとてもかわいらしく素敵である。

 

まるで絵本から出てきたような動物たちは、

リアリティと空想の境を生きており、

なんだか仲良くなれそうな気すらする。

 

そんな優しさあふれる三沢厚彦の作品は、

ナチュラル系の部屋にぴったり。

 

もし、無尽蔵に金があり、

無印良品が似合う家を建てたときは、

三沢厚彦の作品を購入しまくり、

各部屋に一つ動物を飾りたいくらいだ。

幼稚園のように各部屋に名前を付けてもいいかもしれない。

 

キリン部屋

シマウマ部屋

トラ部屋…。

 

きっと素敵だろうなぁ。

 

 

三沢厚彦が画家になるまで

 

三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館

三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館

 

 

三沢厚彦は幼き頃から彫刻家を目指していた。

アーティストではなく、

画家ではなく、

彫刻家である。

小学校の卒業アルバムにも、

 

「彫刻家になりたい」

 

と書いていたそうだ。

 

そんな三沢厚彦は公務員の父を持ついたって普通の家庭に生まれた。

だが、父は趣味で詩を書くほど、芸術を愛しており、

幼き頃から美術館の展覧会によく連れて行ってもらっていたそうだ。

 

高校は彫刻科という珍しい学科のある京都市立日吉丘高校へ進学。

 

大学は京都芸大も考えたそうだが、彫刻科がないため、

東京芸大に入学。

 

その経歴から見ても、

彫刻家になりたいという気持ちをひしひしと感じることができる。

 

大学ではラグビーにはまり、一時彫刻制作から離れたそうだが、

芸術の情報は常に仕入れていたようで、

洋書や海外の雑誌がそろっている池袋の本屋に通いつめ、

様々なアートに触れたそうな。

 

その後、作品が銀座にある西村画廊の西村健治の目に留まり、

彫刻展覧会で晴れ晴れしくデビューすることになるのである。

 

三沢厚彦と動物

 

三沢厚彦 動物の絵 「Painting of ANIMALS」

三沢厚彦 動物の絵 「Painting of ANIMALS」

 

 

少し前のインタビューだが、三沢厚彦は自然や花といったモチーフではなく、

動物や人間に惹かれるということだ。

それは、虫でも蛇のような生き物でもだめらしい。

だが、トカゲやワニはモチーフになりうるということである。

 

「動物の場合は骨があって筋肉があって表面が柔らかくて、そのほうが魅力を感じるんです。」

 

なるほど、わからないでもない。

 

「動物って、どーんとした胴があって、四つ足が踏ん張っていて、鼻の先からしっぽの先までの形と動きが気持ちいいんです。」

 

これもわかる。

 

「バイクや自動車の形は、動物の姿からきているものが多いように思うんですけど ~ 中略 ~ 結局、利にかなった形なんだと思います。」

 

すごいわかる。

三沢厚彦の意見はとても説得力があるではないか。

 

三沢厚彦とドローイング

 

動物たち

動物たち

 

 

三沢厚彦は結構ドローイングもやっている。

これがまたかわいらしくて、とても素晴らしい。

しかし、三沢厚彦曰く、

 

「平面はやっぱり平面なんです。平面の情報から立体を作るんですけど、それはイメージでいいんです。本物とか見ないでイメージで立体を起こしていくから、三次元を示唆するようなドローイングは自分にとってあまり必要じゃないんです。」

 

とのこと。

三沢厚彦にとって、ドローイングは彫刻のためのワンステップなのだろう。

 

彫刻へのこだわり

 

アニマルズ〈NO.3〉

アニマルズ〈NO.3〉

 

 

三沢厚彦は、大学を卒業してから10年くらいは、

様々なモチーフを組み合わせ、一つの作品を作るというスタイルをとっていた。

しかし、そうこうしているうちに、

 

「あぁ、木を彫りたいな」

 

と思うようになったらしい。

もちろん、組み合わせの芸術を中心に活動していた時も彫刻は彫っていたのだが、

どうしても、彫刻で勝負したかったのだろう。

根っからの彫刻なのだ。

 

そして、三沢厚彦の使う木はヒノキ。

理由は、硬さとか彫り味がいいらしい。

 

「シャキシャキしてていいです。」

 

と本人が言っていた。

 

 

小ネタ

アニマルズシリーズは、はじめヘッドシリーズと呼ばれる、動物の頭だけを作っていたそうだ。

しかし、だんだん全身が動物の中心になっていったらしい。

それから、これも本人が何かのインタビューでいっていたが、

初期の作品のかなりの数を処分したのだとか…。

捨てるくらいなら私にくれればいいのに…。

 

 

 

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