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アートを愛し、アートに生きよう。。。

No,68 色について知りたければ、マーク・ロスコの作品を見てみよう。

色について知りたければ、マーク・ロスコの作品を見てみよう。

 

 

ひたすら色にこだわり続けたアーティスト

 

マーク・ロスコ

マーク・ロスコ伝記

 

が本日の主人公である。

 

ちょっとアートをかじった人であれば、

 

「あぁ、あの人ね。」

 

なんていうかもしれない。

だが、普段アートに慣れ親しんでいない人からすれば、

 

「誰それ?」

 

となる。

そして、マーク・ロスコの作品を見せれば、

 

「え?これがアートなの?」

「俺でも描けそう…。」

 

なんていう返事が返ってくることだろう。

そうなんです。

マーク・ロスコの作品は、キャンバスを塗りたくっただけの作品なんです。

 

「それの何がいいの?」

 

見てもらえればわかる。

さぁ、みんなでマーク・ロスコを知ろうではないか!

 

 

 

基本情報

「マーク・ロスコ」

本名

  • マーカス・ロスコヴィッチ

生年月日

  • 1903年9月25日

死没

  • 1970年2月25日(66歳)
国籍
  • アメリカ合衆国
代表作品
  • マーク・ロスコの作品は、タイトルが明確にないものが多い。ナンバーがふってあったり、色をそのままタイトルにしている。 …etc.

 

作風  

 

Mark Rothko: 1903-1970: Pictures As Drama (Basic Art 2.0)

Mark Rothko: 1903-1970: Pictures As Drama (Basic Art 2.0)

 

 

マーク・ロスコの特徴?

色に決まっている。

そう、マーク・ロスコの作品の多くは、

キャンバスを塗りつぶしただけの作品が多い。

というか、それがマーク・ロスコのすべてなのだ。

ただし、単純にキャンバスを塗りつぶしただけではない。

マーク・ロスコは人が視覚で色彩を読み取るときに、

どの色が一番気持ちいいかを完璧に把握しており、

単純に見えて複雑な組み合わせで、

見事に色の塗りつぶしをアートに置き換えるのである。

その技術は正に神業。

ずっと眺めていても昭が来ないのだから不思議だ。

 

これは私見だが、

大和国の皆様であれば、きっとマーク・ロスコを気に入るはずであると私は思う。

だって、この国にはいろいろな色彩にあふれているからだ。

何より、四季がある。

そして自然が多い。

我々ヤマト民族は生まれながらに、

色彩感覚を養う最高の環境に身を置いているのである。

こんな素晴らしい国に住んでいる皆様方なら、ねぇ。

 

 

マーク・ロスコがアーティストになるまで   

 

ポスター マーク ロスコ No. 203 1954

ポスター マーク ロスコ No. 203 1954

 

 

実は、マーク・ロスコはロシア主審のユダヤ人である。

1910年に親戚を頼り、アメリカへ移住した父を追いかける形で、

1913年に母と姉とロスコは大西洋を渡ったのだ。

貧しかったマーク・ロスコは勉学に励み、1921年にイエール大学へ進学している。

しかし、成績は悪くなかったにもかかわらず、

奨学金が1年で打ち切られ、退学を余儀なくされてしまう。

これをきっかけに、かねてから興味のあった絵画を学び始めたということらしい。

その後、ニューヨーク派と言われるアーティストたちと交流を深め、

表現主義やシュルレアリスムを突き進むこととなるのであった。

 

 

壁画制作

 

ポスター マーク ロスコ No. 203 1954

ポスター マーク ロスコ No. 203 1954

 

 

マーク・ロスコは1958年から壁画の制作に力を入れている。

契機は、ニューヨークのシーグラム・ビルのための注文が入ったことであった。

だが、はじめの作品は、据え付けられなかったそうだ。

 

その後、1964年にテキサス州ヒューストンに建築する教会の壁画を制作。

 

「私の絵画の目で涙を流す人たちは、私が制作している過程で感じる宗教的経験と同じ経験をしているのだと思う…。」

 

哲学や宗教にも造詣が深かったマーク・ロスコらしい発言が残っている。

しかし、このチャペルを見ることなく、マーク・ロスコはこの世を去るのであった…。

 

 

マーク・ロスコと哲学

 

MARK ROTHKO

MARK ROTHKO

 

 

マーク・ロスコは考え悩む繊細なタイプの人間だったようだ。

好きな音楽はモーツァルトやベートーヴェン。

好きな文学はシェークスピア。

そして、マーク・ロスコに影響を与えた哲学者は、

ニーチェやキルケゴールの実存主義。

 

さらに、戦争時代を駆け抜けたマーク・ロスコは、

激動期特有の不安感が常に頭上を覆っており、

常に心が鬱々としていたようだ。

 

始めは明るい、爽やかな色を使っていたマーク・ロスコだったが、

晩年は黒を基調としたダークな作品が多い。

 

ガラスの心を持ってたんだろうなぁ。  

 

 

自殺

 

 

晩年、成功をつかんだマーク・ロスコは富と名声を得たが、

代わりに、成功から生まれる自己嫌悪に悩まされたらしい。

さらに、大動脈瘤を患ったマーク・ロスコは、

1970年2月に手首を切って自殺している。

 

最後の作品は、

黒と、黒に近い灰色のみを使用した絵画であった。

 

 

小ネタ

1930年代後半から、1940年代半ばまでは、普通の絵も描いている。

といっても、そちらも抽象画だが…。

 

 

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