Masasakiblog

アートを愛し、アートに生きよう。。。

No,9 ジミ・ヘンドリックスの残した功績

ベタである。

本当にベタである。

なんせ、本日紹介するのは、かの有名なロックスター

「ジミ・ヘンドリックス」

なのだ。

 

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Jimi Hendrix

紹介するまでもないといわれてしまいそうだが、

今後、音楽のことも書いていきたいので、その手始めにギタリストの大横綱を記事にしようと思い立ったのだ。

「既に知ってるわ!」

なんて人も、私見バリバリのブログに少しの間お付き合いいただきたい。

 

私「ジミ・ヘンドリックス」に出会ったのは、多分高校一年の時だったと記憶している。

当時日本では、「USA」で再ブレイクをした「DA PUMP」、広島出身の男前コンビ「ポルノグラフティ」、今でいうAKB48の位置にいた「モーニング娘。」などが人気であった。

しかし、ひねくれものであった私は、高度成長期のヤングマンのように「The Beatles」「The Rolling Stones」を好んで聞いていた。

 

私の通う学校の生徒は、ほんとんどが良識のある”今どきの若者”であったが、

私の好みと趣味が合致する、変な生徒も数人紛れ込んでいた。

よって、毎日のようにその友人たちと、

「ポールの作曲センスってすごいよな。」

「やっぱギターはブライアン・ジョーンズだよな。」

なんていう会話をしていたものだ。

時はすでに2000年に突入しているというのに、私の周りだけ、時が遡ぼっていたのである。

 

ある日、友人の一人が、私に千手観音がプリントされたCDアルバムを手渡した。

「親父が持っていたんだ。これきいてみろ。だせぇぞ。」

そのアルバムとは、「The Jimi Hendrix Experience」「Axis: Bold As Love」であった。

 

Axis: Bold As Love-Remastered

Axis: Bold As Love-Remastered

 

 

音楽を多少勉強してきた今なら、かのジミヘンをダサいなんて口が裂けても言えない

ただ、あの頃の私は若かった。

そして、音楽というものをまだあまり理解していなかった。

しかし、あの日、「The Jimi Hendrix Experience」の「Axis: Bold As Love」のジャケットを見た私は、確かにダサいと思ってしまったのである。

だが、ダサいといわれると、不思議とそのCDを聴きたくてたまらなくなった。

学校が終わり家路についた私は早速、自室のMDコンボにCDを突っ込んだ。

この時、私は初めてサイケデリックロックというものに触れたのである。

初めて聞いた時の私の感想…。

それは、

「だ、だせぇ…。」

であった。

しかし、のちに私はジミヘンを目指しギタリストとなり、

ストラトキャスターを買い、ジミヘンが使っていたギター機材を一通りそろえることとなるのである。

 

 

基本情報

「ジミ・ヘンドリックス」

本名

  • ジェームス・マーシャル・ヘンドリックス

生誕

  • 1942年11月27日

死没

  • 1970年9月18日(27歳)

国籍

  • アメリカ合衆国

ジャンル

  • ロック
  • サイケデリックロック
  • ブルースロック
使用機材
  • フェンダーストラトキャスター
  • ギブソンフライングV
  • マーシャルスーパーリード   …etc.
代表アルバム
  • アー・ユー・エクスペリエンスト? - Are You Experienced(1967年)
  • アクシス:ボールド・アズ・ラヴ - Axis: Bold as Love(1967年)
  • エレクトリック・レディランド - Electric Ladyland(1968年)
  • バンド・オブ・ジプシーズ - Band of Gypsys(1970年)  …etc.

 

作風

ジミヘンと言えば、ストラトキャスターを「Fuzz」や「WAH」を通し、マーシャルアンプを爆音でかき鳴らすのが最大の特徴だ。

その姿は正にロックスター

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LiveでのJimi

ライブ映像を見れば、ファンになること請負である。

私もきっと、ジミヘンを知るのが音楽メディアではなく、映像作品であれば一発で好きになっていただろう。

それほど、ステージ上のジミヘンはカッコいいのだ。

 

少し専門的な話をしよう。

実はジミヘンの音楽的ルーツはブルースにある(ジミヘンだけでなく、ロックのルーツがブルースなのだが…)。

ジミヘンの奏でるギターソロの多くは、ペンタトニックスケールで構築されており、

そこまで複雑なソロは少ない。

むしろ単純なソロの方が多い。

それでも、たっぷりと気持ちのいいストラトファズサウンドで、

ストーリーたっぷりのソロを奏でるのがジミヘンである。

さすがの表現力である。

 

時折飛び出す、テンションを入れたギターソロなんか、胸が熱くなる。

有名な話だが、ジミヘンが代表曲「Purple Haze」では、ジミヘンコードとも呼ばれる少し凝ったコードが使われている。

少し音楽を勉強した人間からすれば、なんてことはない、ただの#9コードなのだが、

その独特の響きはサイケデリックロックを構築する上では欠かせないものとなったようだ。

他にも「Red House」でのディミニッシュ的なアプローチ、

「Come On」でのオンコードの嵐…。

恐ろしいセンスである。

  

 

既に明記しているが、ジミヘンはステージパフォーマンスも目を見張るものがある。

ギターをぶっ壊し、燃やしたのは有名話(その後、そのギターはフランクザッパというギタリストが修理して使用したとか)。

他にも、アンプの前で腰をくねくね動かしながらフィードバックを取ったり、

何かが乗り移ったかのようにストラトのアーミングを操る。

その姿は、どこか遠い国の神様が乗り移ったのか?とすら思えるから不思議だ。

歌はフラット気味でとても上手だとは言えないが、

それはロックなんだから許容範囲である。

 

時代背景

アートを語る上で、時代背景というのは切っても切り離せないものだと私は考えている。

音楽でもそれは例外ではない。

ジミヘンがエクスペリエンスというバンドを組んで、

デビューしてからの活動期間は1966年~1970年のたった4年間。

ビートルズが1962年~1970年まで活動していたのだから、

デビューしてからの活動期間は短いといっていいだろう。

1960年代後半と言えば、ジプシームーブメントの真っ最中である。

アメリカでは(もちろん日本でも)ヒッピーと言われる反体制・自由主義の若者が多く存在した。

若者は宗教や左翼思想に没頭し、あらゆる差別をなくそうと激しく運動していた。

そんな時期にジミヘンドリックスが黒人のロックスターとして世に立ったのは、

とても意味があったに違いない。

運よく、ロックも成長の過渡期であり、

ジプシームーブメントの波に乗ったジミヘンはその死が訪れるまで、

人気が衰えることはなかった。

 

謎の死

ジミヘンは27歳の時に謎の死を遂げている。

しかし、ドラッグのオーバードースで死を迎えてしまったことは確かなようである。

救急隊が駆け付けたとき、ジミヘンはベッドの上で全裸で吐瀉物にまみれていた。

直接の死因は吐瀉物がのどに詰まり窒息したものと考えられている。

ちなみに、多くの天才ロックスターが27で死んでいる。

「The 27 Club」なんて呼ばれており、

そこに所属する(つまり、27で死んだ)アーティストは多い。

 

代表的なアーティストは

  • ジャニス・ジョプリン
  • ブライアン・ジョーンズ
  • ジム・モリソン
  • カート・コバーン
  • エイミー・ワインハウス
 

誠に残念である。

 

 

ジミヘンドリックスと私

既に記述しているが、はじめ私はジミヘンなんぞ好きではなかった。

ダサいとすら思っていた。

しかし、自分自身がバンドを始めて、深いところまで音楽を知るようになると、

ジミヘンが現代の音楽に与えた影響を重く感じるようになった。

 

私の若い頃もそうであったが、今は音楽も随分と進化している。

現代音楽、特に2000年代以降の音楽のみを聴いて育ってきた若い人たちにとって、

ジミヘンは少々退屈な音楽に聞こえるかもしれない。

だが、ジミヘンの奏でるロックは、聞けば聞くほど魅力が増していく。

まるで昆布のような存在なのである。

 

結局私は、音楽活動をしている間に、ストラトキャスターはもちろんのこと、

エフェクターやアンプまで、ジミヘンの使用していた機材を一通りそろえてしまった。

 

Fender フェンダー エレキギター JIMI HENDRIX STRAT MN OWT

Fender フェンダー エレキギター JIMI HENDRIX STRAT MN OWT

 

 

数十万(いや100万円に近い…)にも上ったが、

結婚した時、人にあげたり売ったりした。

もったいないことをしたものである。

 

小ネタ

有名な話なので、小ネタでも何でもないかもしれないが、

ジミヘンは左利きで、右利き用のギターの弦をすべて逆に張り替え、

そのまま使用していた。

ちなみにジミヘンの使用していたストラトキャスターモデルのギターは、ジミヘンが使用するまで全く人気がなかったらしい。

ストラトを開発したフェンダー社が生産を中止しようと考えていたころ、

ジミヘンが彗星のように現れてフェンダー人気に火をつけた。

また、ジャズトランぺッターのGODであるマイルス・デイヴィスは自身のバンドのギタリストに

「ジミヘンのように演奏しろ!」

と命令していたらしい…。

無茶をいうな無茶を…あんたのバンドはジャズだろ…。

 

BOTH SIDES OF THE SKY

BOTH SIDES OF THE SKY

 

 

最後に、どうでもいい話だが、私は友人に

「ジミヘンに似ている。」

と言われている。

が、それはまた別の話…。

 

 

 

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