Masasakiblog

アートを愛し、アートに生きよう。。。

No,28 亀甲縛りは日本のアート!?である。

亀甲縛りは日本のアート!?である。

 

「突然何を言い出すんだ!?」

 

「佐々木よ、気でも狂ったか?」

 

なんていわれそうだが、私は至って平常心である。

大真面目である。

本日のテーマは亀甲縛りなのだ。

 

Hajime Kinoko

 

皆様はこのアーティストをご存じだろうか?

世界を股にかけて活躍する、日本のアーティストである。

ただし、手掛けるアートはR18(もしくはR15)。

 

子供には絶対に見せられない。 

 

Red 一鬼のこ写真集 (マイウェイムック)

Red 一鬼のこ写真集 (マイウェイムック)

 

 

しかし、酸いも甘いも知り尽くした大人であれば、

Hajime Kinokoの作品を妖艶で美しいと感じることができるだろう。

もちろん、女性にもおすすめである。

 

Hajime Kinokoの作品は、亀甲縛りをテーマにしているのだから、

それなりにエロい

当然エロイ

 

しかし、それだけではない。

壮大なのだ。

スケールがでかいのだ。

 

例えるなら、夜空に突如現れる流星群。

一度見れば、亀甲縛りの虜になること間違いなしである。

 

私がHajime Kinokoを知ったのは数年前のこと。

私のアート鑑賞仲間(仮にA君としよう)が、とある男性誌を持ってきた。

 

「佐々木は男性誌なんか見るのか?」

 

見る。

たまに見る。

だって、男の子なんだもの…。

 

A君はこう言った。

 

「めちゃくちゃ面白いのが乗ってるぞ、見てみろ。」

 

そういうA君の顔は、紅潮しており、明らかに”いいもの”を発見して興奮しているときのA君の顔であった。

そんなA君の顔をみて、期待が膨らむ私。

 

「あのA君があんな顔をして、貴重な資料を持ってきてくれたんだから、きっと素晴らしい”何か”がそこにあるのだろう」

 

と大きな期待を持ち、雑誌をめくる私…。

数秒後、ページをめくった私は、度肝を抜かれることとなる。

 

なんと、そこにはあの芸人ケンドーコバヤシハリウッドザコシショウが亀甲縛りされ、

ムチムチの腹を惜しげもなく披露し、

阿鼻叫喚の表情を見せながら、

キン肉マンの格好をし、

キン肉バスターを披露しているではないか!

 

思わず私は笑ってしまった。

いや、これを見て笑わないやつがいるだろうか?

いったい誰がこのようなお馬鹿なイベントを企画したのだ?

私はキャスト一覧に目を向けた。

そこには

 

「一鬼のこ」

 

と載っていた。

アート大好きな私が、こんな面白いアーティストについて深堀しないわけがない。

私はすぐに一鬼のこをネット検索するのであった…。

 

基本情報

「Hajime Kinoko」

旧表記

  • 一 鬼のこ

生誕

  • 1977年

出身地

  • 愛知県名古屋市

ジャンル

  • 緊縛
  • ロープアート
  • 前衛アート
代表作
  • 個展「小娘と紐」(2010)
  • 映像作品「Bondage Art with Kinoko Hajime」 (2013)
  • 個展「Red」 (2015)
  • Uruシングル「フリージア」PV (2017) 
  • MYTH&ROID「HYDRA」 CDジャケット(2017) 
  • イベントSpringLove春風にて「縄の巨人」 (2018)  …etc.

 


Uru - Freesia (MV)

 

作風

断っておくが、私はSMについての知識はあまりない。

同時に、亀甲縛りについての知識もあまりない。

 

あったら妻が困る。

 

ということで、ここではあくまで、Hajime Kinokoの作品を広い目でとらえた私見を寄稿する。

 

一言でいえばHajime Kinokoの作品は妖艶である。

「妖艶」という単語がここまで似合うアーティストも珍しいといっても過言ではないほど、

Hajime Kinokoの作品は妖艶なのである。

 

緊縛といったジャンルから、ヌードモデルを使うことがあり、当然にエロス要素はあるのだが、

それを単純にエロスとして表現しないのである。

むしろ、気味が悪いともいえる。

つまりそれは「妖艶」ということだろう。

 

さらに、Hajime Kinokoは緊縛を自然や宇宙的な世界とコラボするのを得意としている。

山や川に縄を張り巡らせたり、空に向けて縄を張ったりする。

これらの作品は、緊縛をSMという枠からアートへ誘った代表的な例かもしれない。

 

Hajime Kinokoはアートのテーマを「つながり」に置いているという。

「Red」で赤い縄を使ったのは、そのテーマを強固に見せる意図があるようで、

赤い紐を用いて、母親、先祖、自然、仲間、DNA、未来、心、ひらめきなどの様々なものとの「つながり」を表現している。

 

緊縛というジャンルをアートにまで持ち上げたHajime Kinokoの功績は、やはり目を見張るものがある。

 

もちろん過去には、緊縛を題材とした小説や映画は多い。

代表的なところでいえば団鬼六「花と蛇」だろうか?

もちろん、あの作品も小説作品としては一定の評価があるが、

エロスに傾向しているのは否めない。

 

一度見ていただくと、納得してもらえると思うが、

Hajime Kinokoの作品はエロいだけではなく、妖艶で、壮大で、美しく、面白いのである。

個人的には男女問わず、一度は足を踏み入れてほしい領域のアートである。  

Perfect Red Hajime Kinoko

Perfect Red Hajime Kinoko

 

  

 

Hajime Kinokoと世界

Hajime Kinokoは海外でも一定の評価を得ているようだ。

2010年から海外での活動を始めたようだが、

その後、イタリアであの「DIESEL」とコラボしたり、

パリでセレブの前でパフォーマンスをしたり(セレブたちはどう思ったのだろうか…)、

アメリカでもパフォーマーとしてベントに参加している。

また、個展は世界中で開いているようで、

今後の活躍が楽しみな新時代アーティストの一人だ。 

 

緊縛の歴史

緊縛について少し調べてみた。

現在では大人の遊びとしてイメージがつい緊縛だが、

元々はれっきとした逮捕術の一つだったようだ。

江戸時代の日本には手錠がなかったため、

その代わりとして罪人を縄で縛っていた。

 

当時の処刑の一つに、市中引き回しの刑があった。

市中を引き回すとなると途中で縄が切れてしまう恐れがある。

そのため、体全身を強固に縛る緊縛が発達した。

 

つまり、緊縛は元々エロの為ではなかったのだ。

因みに、当時の緊縛は身分によって縛り方が違ったらしい…。

ネットをググればいろんな縛り方が出てくるので、

興味のある人は調べてみてもいいかもしれない。 

現代緊縛入門

現代緊縛入門

 

 

 

小ネタ

Hajime Kinokoは過去に逮捕されたことがあるそうな。

とある怪しげなバーで公然わいせつ的な何かをしている。

でも、そんなHajime Kinokoは秋元康プロデュースのアイドルグループとコラボしている…。

懐の大きな秋元先生であった…。

 

最後に

緊縛というジャンルは、性的なイメージが付きまとうので、

そのスタイルを突き通すというのは、屈強な精神力が必要な気がする。

 

私が今から

 

「緊縛師になります。」

 

なんて言ったら妻が何というかわからない…。

アドラー心理学ではないが、アーティストというものは、

常に承認欲求に打ち勝つ必要があるのだなと思った私であったが、それはまた別の話…。

 

 

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