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No,73 あの伝説的映画、「Blue(1993」)を最後まで見れた人は、レジェンドである

あの伝説的映画、「Blue(1993」)を最後まで見れた人は、レジェンドである

 

映画を見たとき、

 

「もうちょっとこうすればいい映画なのになぁ。」

 

と思うことは多々ある。

本日紹介する映画は、

 

「Blue(1993)」

 

であるが、この映画においては、そう思うこともあるし、

 

「いや、やっぱりこのままが一番いいよな。」

 

なんて思ってしまうこともある。

実に不思議な映画なのである。

 

私がこの映画に出会ったのは、中学生の頃であった。

当時、友人の間で

 

「どの映画が一番駄作か?」

 

という話になった。

そんな中、友人の一人が、

 

「Blueだな。」

 

と言ったのである。

 

当時の私は身も心も中学生。

この映画を見て、素直に

 

「なんてつまらないんだ…。」

 

と思ったものである。

しかし、大人になった今では、

作品に込められたデレク・ジャーマンの痛々しい気持ちが、

チョットわかるようになった。

 

私も成長したものである、

 

 

基本情報

「Blue」

 

Blue: O.S.T.

Blue: O.S.T.

 

 

 

製作国

  • イギリス 1993年

監督

  • デレク・ジャーマン

製作

  • ジェームズ・マッケイ
  • 浅井隆

上映時間

    74分 

 

あらすじ

 

Blue: A Film By Derek Jarman by Derek Jarman

Blue: A Film By Derek Jarman by Derek Jarman

 

 

真っ黒な画面に青い文字で、タイトルが表示され、

制作にかかわった連中の名前がクレジット。

 

その後、映画が終わるまで青い画面が映し出される。

 

その間に、語られる話は、

病魔に侵されたデレク・ジャーマンの壮絶な真実である。

 

一言でいうと、ほぼラジオである。

 

作品の評価

 

Blue: O.S.T.

Blue: O.S.T.

 

 

映画としては、評価できない作品というのが一番いいのじゃないかな?

と私は思っている。

 

だって、青い画面から画面が動かないんですもの。

映画とカテゴライズされる本作だが、

内容は絶対に映画ではない。

 

絶対にだ…。

 

でも、青い画面は無限の広がりを感じさせてくれるし、

その画面をバックに、ささやくように語るデレク・ジャーマンの言葉は妙な重みがある。

字幕で見たら魅力が半減するともいわれる本作だが、

私個人的には決してそんなこともないと思っている。

 

 

作品制作までの経緯

 

Blue: A Film By Derek Jarman by Derek Jarman

Blue: A Film By Derek Jarman by Derek Jarman

 

 

デレク・ジャーマンはもともと映像作家として有名な人であった。

1980年代には多くのミュージシャンのPVを作っているし、

映画も結構悪くない。

 

そんなデレク・ジャーマンは同性愛をテーマに多くの作品を残している。

デレク・ジャーマンはゲイだったのだ。

 

順調にアーティスト人生を歩むデレク・ジャーマンであったが、

1986年にHIVウイルスに感染していることを告白。

 

自分の死期を感じたデレク・ジャーマンは、

恐怖心、病を克服した愛について、そして自身の人生など、

その記録を映画に残しておくことを決意した。

 

なお、制作中のデレク・ジャーマンは、失明寸前であったそうだ。

実は悲しい映画なのである。

 

 

小ネタ1

実はこの作品、昔あった日本のテレビ番組、

 

「トリビアの泉」

 

で紹介された。

あの映画評論家、水野春郎がその映画を鑑賞していたが、

30分くらいで眠ってしまった…。

 

しかし、最後に、

 

「いやー、映画っていいもんですねぇ。」

 

…。

 

寝てたじゃん。

 

 

 小ネタ2

製作者にクレジットされている

 

「TAKASHI ASAI」

 

はアップリンクの社長である。

この映画製作を手伝ったことに敬意を表する。

 

 

 

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