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アートを愛し、アートに生きよう。。。

No,29 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開記念ブログ "バンビってゴジラに会ったことがあるようだ"

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開記念ブログ "バンビってゴジラに会ったことがあるようだ"

 

2019年6月6日現在、ハリウッド版のゴジラ

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

が絶賛上映中である。

 

ならば、今この作品を紹介しなければならない。

私は、謎の使命感の元、久々に

 

バンビ、ゴジラに会う

 

f:id:Masanosuke_Sasaki:20190605195749j:plain

バンビ、ゴジラに会う

を鑑賞した。

久々に見た感想は…。

 

「うん、呆気ない…。」

 

であった。

分かってはいたものの、この映画は(映画といっていいものなのだろうか…)、

実に呆気ない作品なのである。

 

だが、観客に与えるインパクトはそれなりにある。

いや、逆に言えば、インパクトしかない作品なのである。

 

この作品をブログで紹介しようと決めたはいいが、

あまりにも短いこの作品一つで、どのようにブログを書こうか迷ってしまった。

 

特に、インターネットが普及した現在では、

カルト映画もカルトではなくなってきている

世の中に情報が多すぎるのである。

 

一昔前なら、知っていれば「おお!」といわれるような作品でも、

今では「デフォルトだね」と言われる恐れがある。

恐ろしい…。

そんな恐怖を感じながらブログを執筆する私…。

毎日毎日精神をすり減らしている。

だが、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が上映中である今、

この怪作を紹介しないわけにはいかない。

 

ご存じの方も、しばし私の駄文にお付き合いいただきたい。

それでは作品紹介へと移ろうではないか。

 

 

基本情報

「バンビ、ゴジラに会う」

公開

  • カナダ 1969年

監督

  • マーヴ・ニューランド

脚本

  • マーヴニューランド
制作
  • マーヴニューランド

上映時間

  • 約2分 

あらすじ

ストーリーを簡潔に説明すると一行で終わってしまう。

よって、ここでは、もう少し踏み込んで説明しよう。

 

冒頭、小鹿が多少の草花に囲まれた場所で、右前足を前後に動かしながら、

頭を上下に動かしている。

そこに英語でBambi meets GOZILLAとタイトルが入る。

バックに素敵なクラシックが流れ、

下記監督名等がクレジット

 

written by marv newland

screenplay by marv newland

choreography by marv newland

bambi's wardrobe by marv newland

produce by marv newland

marv newland produced by mr. & mrs. newland

 

その後、

「ず~ん!」

ゴジラの右足と思われる巨大な足がバンビを踏み潰すのである。

 

the end…

 

そして流れるメッセージ

 

we gratefully acknowledge the city of tokyo

for their help in obtaining godzilla for this film

ゴジラを制作してくれた東京に感謝します

 

最後にゴジラの爪がちょっと動いて終わりである。

 

「なんだそれ?」

 

といわれてしまいそうだが、本当にこれがすべてなのだ。

これ以上に書くことがない…。

 


Bambi Meets Godzilla Original (1969)

感想

アートというものはインパクトが大切である。

 

人が人を見るとき、第一印象で八割が決まるという。

これをメラビアンの法則というが、これはアート作品にも言えることではないだろうか。

ただし、「バンビ、ゴジラに会う」がアートか?名作か?という話とそれは別である。

 

これはあくまで私見だが、「バンビ、ゴジラに会う」は冗談半分で作ったのではないかと思う。

 

これを作るとき、仲間内でこんな話があったんじゃないだろうか?

 

「なんかアニメ作ろうよ。」

「え~、あれ結構時間かかるよ。」

「でも、短いのだったらできるんじゃない?」

「かもね。」

「やろうよやろうよ。ひょっとしたら有名になれるかもよ。」

「ん~、面倒だけどやってみようか。」

 

そして、インパクトだけに注視して制作した。

でも、まぁ、それでもいいんじゃないか。

見てくれる人がいるんだから…。

 

一番悲しいのは、作品を作っても見てくれる人がいないことだ。

何かを作っても、見てくれる人がいなければ、それは何の意味もなさない。

それだけを考えたら、この作品は多少の意味があるだろう。

私がこのブログで言えることはこれくらいである。

あえてアートであるとか、傑作であるとかは言及しないでおこう。

 

時代背景

発表年は1969年。

まだまだ、アニメを作るにおいての技術が未発達の時代だ。

この時代にアニメを作るというのは、かなりの労力が必要だったと想像できる。

そんな時代に、誰が見るかもわからない難解な作品を作ったマーヴ・ニューランドはアホである。

だが、そんなアホが冗談半分で作ったような作品が、半世紀以上もいろんな人に見られている。

 

それってファンタスティックな事実じゃないだろうか。

たった2分足らずの作品だが、それに費やした時間はきっと数十時間…。

私は、そんな無駄が大好きである。

そして、そんなカルトムービー大好きである。 

 

小ネタ

この作品に出てくるバンビは、ディズニー作品のバンビである。

そして、ゴジラも日本映画のゴジラ…。

 

映画の最後にゴジラの感謝をしているところを見れば、マーヴ・ニューランドはゴジラが好きだったのだろうか…。

バンビが嫌いだったのだろうか…。

 

因みに、この作品は「吸血怪獣ヒルゴン」というB旧映画のDVDのおまけとして収録されている。

興味ある人はご覧あれ。

ただし、責任は取らない。

 

吸血怪獣ヒルゴン/魔の谷(2 in 1) [DVD]

吸血怪獣ヒルゴン/魔の谷(2 in 1) [DVD]

 

 

それともう一つ、後にこの作品は、映画の専門家や心理学の専門家の論議の対象になっている。

作品に隠されたメッセージを紐解こうとしているみたいだ。

そんな論議しても答えは一生出ない気がするのだが、それはまた別の話…。

 

 

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